田原市|家族構成:ご夫婦+お子様
休日の朝、心地よいレコードの音が吹き抜けからリビングへと穏やかに広がる。
窓を開ければ風が通り抜け、庭からは楽しそうな子どもたちの声。以前は休日になると外出することが多かったというN様ご家族ですが、この家が完成してからは「家にいる時間が一番楽しい」と笑顔で話してくださいました。
自然の力を巧みに取り入れた温かな住環境と、家族の「好き」を素直に詰め込んだ空間。実際に暮らし始めて数年が経った現在の住み心地について、お話を伺いました。
光と風、薪ストーブが育む「心身を解きほぐす環境」


―― 実際に暮らし始めてみて、住み心地はいかがですか?
一言で言うなら、快適です。以前に比べて家事や子育ての負担が軽くなり、何より近隣の視線や音を気にせず伸び伸びと生活できているのが嬉しいですね。実は、以前は不眠に悩んでいたのですが、この家に引っ越してからは驚くほど深く眠れるようになりました。
風の通りが計算されているので、夏場も爽やかに過ごせます。冬場は薪ストーブを焚くのですが、日中はストーブをつけなくても十分な温もりが保たれています。

―― 薪ストーブのある暮らしはいかがでしょうか。
11月末から3月頃まで愛用しています。吹き抜けがあるため、家全体が温まるまでに2時間ほどかかりますが、一度温まるとやわらかな暖かさが家中を包み込んでくれます。
家族の安心と機能性を両立させた「ユーティリティ」

―― 間取りや設備で気に入っているポイントを教えてください。
一番気に入っているのはキッチン周りです。キッチンに立ちながらリビングの子どもたちと自然に会話が弾みますし、窓を開ければそのままお庭とも繋がりを感じられます。家事をしながらも家族との一体感を感じられるのがとても満足しています。家事動線の工夫には本当に助けられています。
【採用して良かった設備・アイデア】
- 2ボウルの洗面台 & 脱衣室との分離
朝の忙しい時間帯も家族で混雑せず、プライベートな脱衣空間と分けられたことで来客時もスムーズです。 - ランドリールームの一体動線
洗濯機・乾燥機・作業カウンターが一直線に並び、洗濯の「洗う・乾かす・たたむ」が一箇所で完結します。泥汚れやシューズをサッと洗えるスロップシンクは、子育て世代には必須でした。 - フロントオープン食洗機
大量の食器が一気に洗えるため重宝しています。予洗い時に水滴が床に落ちやすいためマット等の工夫は必要ですが、それを上回る便利さです。
音楽、お庭、遊び心——「余白」を愉しむ豊かな日常

―― DJブースやアスレチックネットなど、住まいの中に印象的なコーナーがあります。今はどんな風に使っていますか?
休日の朝食時や家族が集まる場面で、DJブースからレコードを流しています。友人が大勢集まった際も、BGMを流しながらリビングやお庭で賑やかに過ごすのが定番になりました。ロフトは現在、家族の寝室として使っているのですが、1階から「朝だよー!」と声をかけるとすぐに声が届くのも心地よい距離感です。
リビング上のアスレチックネットは、子どもたちが飛び跳ねて遊んだり、寝転がってゲームをしたりと大活躍しています。遊びに来た大人たちも必ず興味を持ってくれますね。
気候が良い日には、庭にテーブルを出して音楽をかけながら家族で食事を楽しんだり、夏はBBQをしたり。この家に暮らすようになってから外出する理由がなくなり、家でじっくり時間を過ごすこと自体が家族の楽しみになりました。
実際に暮らして見えた「リアルな気づきとアドバイス」

―― これから家づくりをする方に伝えたい、実際に住んでみて分かったリアルな注意点はありますか?
あえて挙げるなら、キッチンのパントリー(収納量)はもう少し広めに確保しておけば良かったなと思います。生活していくうちに買い置きや調理器具が増えていくので、収納計画は「少し余裕すぎるくらい」がちょうど良いかもしれません。
それに、我が家ではロフトを途中から寝室として使い始めたのですが、スマートフォンの充電や照明用のコンセントが少し足りず、後から追加の工夫が必要になりました。将来的な部屋の用途変更を見越して、コンセントの数や位置は多めに計画しておくことをおすすめします。
住まいとは、単に雨風を凌ぐ箱ではなく、家族の心身を育み、大切な時間をつむぐ場所。
N様邸を訪れると、計画時にこだわったポイントとご家族の温かな日常が、穏やかな調和を見せていることが伝わってきました。
